先輩社員登場

2020年新卒入社 (岡山工業高校卒)
機械加工課

私、昔から機械を触るのが好きなんです。学生時代は自ら機械を動かす作業が多かったんですが、今はマシニングセンタと言って複雑な作業が1度にできる大型機械に指示を打ち込んで作業をしています。入社してから2種類の機械の扱い方を教わりました。今はその機械を使って、金型部品の基礎となる土台部分の製作を担当しています。
所属する機械加工課は総勢7名。女子社員は私だけですが、皆さん話しやすい雰囲気を作って下さるので私も緊張し過ぎることなく疑問に思ったこと、わからないと感じることを聞くことができています。作業で失敗した時も、怒るではなくどうすれば失敗しなかったか、今後はどうすべきかを一緒に考えてくれる優しい先輩方です。
社会人1年目の今、頭の入れ替えをしています。なぜかというと、学校で学んだことを基に仕事をしていて通用しないと感じる場面が多いから。学生時代も一生懸命学んでいたつもりでしたが、仕事に使うには技術も知識も考え方も不十分だなと。今になって学生時代は生ぬるいことをしていたんだなと感じています。(もちろん基礎にはなっています!)このことに気付いてからは、間違ったことを覚えないようにわからないことをわからないままにしないこと、先輩方をよく観察し技術を学ぶことを実践しています。そうやって学生時代のやり方や考え方にとらわれず、新しいことに触れる度、教わる度にどんどん更新していければと思っています。

2020年新卒入社 (東岡山工業高校卒)
設計部

学生時代、手書きの設計が好きでCADを使っての設計は苦手でした。でも社会に出れば、CADがスタンダード。もちろん新生工業もCADを使って設計します。学生時代とは違う設計環境に戸惑いましたが、今はCADのレイアウト練習に明け暮れています。CADは学生時代にもやっていましたが、金型の設計が難しいのか学生時代よりもかなり複雑で難しい印象です。毎日先輩に教わっていますが、CADがというよりもまず金型というものの原理が今はまだ理解できていません。それでも練習を続けます。自然に手が動くくらいまで徹底的に同じことを繰り返すことで、仕事を覚えていきたいから。
はじめは理解できなくても、こういう時はこうと決められたルーティンワークを体が覚えていくうちに金型の原理も少しずつ理解していけると思うし、そうすれば面白さに繋がっていくと思って練習しています。
今は設計の仕事以外に同期全員で在庫管理も行っています。設計、在庫管理、それぞれで覚えることが多く、先輩方に教わったことを忘れないように気を付けながら仕事をしています。在庫管理では今後部品を使用する際に数字として管理できるように、社内に何千とある部品を一つ一つ数えてエクセルで記録します。地道で大変な作業ですが設計とは違う部分の頭を使うので息抜きになるし、仲の良い同期と部署を越えて一緒に仕事ができるので、楽しくやっています。


2020年新卒入社 (岡山工業高校卒)
設計部

設計部には新入社員を含め10代から30代と若い世代のメンバーが10人所属しています。今、指導担当をして下さる先輩は3歳上。いつ質問しても、嫌な顔もせずすぐに時間を作って下さるので、すごく聞きやすく助かっています。
私は高校で建築を勉強しており、入社してから金型の勉強をスタートしました。金型設計の難しさは、その金型を使用して出来上がる製品から型を逆算し、想像を基に設計図を書いていくこと。今は練習として、「既に製品化している金型」の図面を一から設計しています。設計をする度にわからないことが増えてきて、そのわからないことをその都度先輩に尋ねながら作業しています。それでも出来上がった設計図と完成形の設計図を照らし合わせると、違う点ばかり。そこから「どこが違うのか」「次からはこうした方がいい」など先輩を交えて反省会が始まります。
まだまだ難しく、今は自信を持って面白いと言えない設計の仕事ですが、入社直後に比べたら、練習で作成した設計図と完成形の設計図との相違点の数が減ってきました。少しでもミスをなくせるようにと、わからない点を先輩に聞いたり、同じ部署にいる同期とお互いの知識の不足部分を補い合ったり、自分で作成したメモを見たりしていますが、そうやって積み重ねた成果が出てきたのかも知れません。
この相違点が0になれば、今の頑張りが報われてすごく嬉しいと感じるだろうし、設計の面白さややりがいを見つける一歩になるんじゃないかと思って、毎日CADと格闘しています。

2020年新卒入社 (岡山学芸館高校卒)
事務

総勢5人の事務チームに所属しています。といっても一日中事務所で仕事をするわけではなく、設計部でメール処理をしたり、工場で商品の梱包や仕分けをしたりなど、いろいろな部署にお邪魔しながら仕事をしています。どの仕事もそれぞれ難しくまだまだ気を抜くこともできませんが、工場での梱包や部品仕分けなどの仕事は、これまでの生活で触れることがなかったものを扱うので面白いなと新鮮な気持ちで仕事をしています。
入社の決め手は入社前の会社見学で見た社員の方々の雰囲気でした。実は私、新生工業以外に見学に行った会社がもう1社あるんです。その会社に少し堅苦しそうな印象を感じたのに対して、新生工業は社員同士の仲の良さが垣間見えてアットホームな印象を受けました。見学に来ただけの私にも「駅まで車で送っていくよ」と声をかけて下さったりと終始温かな雰囲気で出迎えてくれて、私もここの一員になりたいと思いました。
実際入社してからも、先輩方に対しての印象は変わりません。私は入社のタイミングで一人暮らしを始めたのですが、仕事で顔を出すそれぞれの部署で「困っていることはない?」「何かあればいつでも言ってね」と声をかけてくれます。そんな職場だから私も今自然体で仕事をすることが出来ているんだろうと思います。
事務の仕事は、いろんな人と関わりながら周囲をサポートする仕事だと思っています。私自身が仕事を通して新しい知識やスキルを身に付けることで、更に大勢の人を後方からしっかりと支えていければと思います。


2018年新卒入社 (関西高校卒)
機械加工課

金型はひとつひとつがオーダーメイド。形状もサイズもいろいろです。新生工業で製作している金型は自動車産業向けなど、高精度が要求されるものばかりで、しかも、複雑な形状のものを得意としています。つまり、難易度の高い金型です。
大きいものはテーブルサイズくらいあります。一対の金型にはたくさんの部品が組み込まれており、これらをすべて含んだ総体を「金型」と呼んでいます。
私はマシニングセンタを使って、金型を構成するパーツを製作しています。一個のパーツが不具合を出すと、総体としての金型は能力を発揮しませんので、すべてのパーツに高精度が要求されるわけです。機械任せの仕事ではありませんので、自分のスキルを、もっともっと高めていきたいです。
新生工業は、全員の力で、ひとつの金型を完成させます。設計、加工、組み立て、試験。全員が自分の持ち場で能力を発揮して作り上げ、無事、完成した姿をみんなで取り囲みながら、しばしの達成感を分かち合います。このときに、この仕事ならではのやりがい、醍醐味を感じます。
私は機械加工からスタートしましたが、ゆくゆくは設計も、組み立ても、すべてこなせる諸先輩のようになり、会社に不可欠な人材になりたいです。
先輩方は我々新人に対し、とても丁寧に教えてくれます。単に仕事の指示を出すのではなく、金型の仕組みや加工のポイントなど、なぜそうなるのかをきちんと教え、自分たちをしっかりと育てようとしていることを強く感じます。期待に応えることができるよう、頑張りたいです。

2018年新卒入社 (岡山工業高校卒)
設計部

もともとCADに関心があり、設計関係の仕事に就きたいと思っていました。CADは現代のもの作りの起点部分。コンピュータによるデザイン(設計)ワークそのものに魅力を感じたからです。
会社探しをする中で出会ったのがこの会社であり、新生工業がこだわる「設計とCAD/CAMの融合」という言葉。どういう意味なんだろうと思い、ホームページを読んでみると、自分のやりたいのはこれだ、と思い、入社を志望したわけです。
「設計とCAD/CAMの融合」とはつまり、金型設計の<川上部分>である「金型設計」と「CAD/CAMオペレーション」を分業化させることなく、合体させてこそ顧客本位の金型づくりが可能という、当社の考え方です。
したがって、新生工業では、設計者イコール、CAD/CAMオペレータ。逆に、CAD/CAMオペレータ、イコール設計者。ですので、当社は個人のスキルをどんどん伸ばすことに重きを置いています。
自分はいま、平面図と断面図を元に、ブロックの大きさや形状を決めたり、3Dの面データを操作していますが、今後、設計全体に深くかかわって、キーマンになることをめざしたいです。
金型は量産の要とも言えるものですので、当然ながら、精度と納期、この課題が常にあります。自分たちが作った金型を待ち受ける生産現場があり、期日が近づいてくると焦りも生じますが、そんな時こそ、心の余裕が必要。 しっかり気持ちを落ち着かせ、ひとつひとつの仕事を確実にやり遂げることが大切。仕事上のこんな心構えも、諸先輩方から教えていただきました。


2018年新卒入社 (東岡山工業高校卒)
設計部

設計の仕事をしています。専門的に言えば、CAM-TOOLを使って、製品の面張りなどをしています。この仕事は設計業務の中の一部分。今はとにかく、先輩たちの仕事内容を理解し、仕事の幅を広げて、先輩たちを、よりサポートできるようになりたいです。 設計はパソコンを使って行うわけですが、新人の私にも専用のパソコンがあり、先ほどのCAM-TOOLを使って作業をしています。
最初はとにかくわからないことだらけでした。先輩に教えてもらい、「自分でやってみようか」と言われてやってみたら、残念、うまくいきません。先輩からアドバイスをもらい、再度チャレンジ。おお、うまくいった。やった。・・・こんなことを繰り返す中で、だんだんと要点をつかめるようになって、それが達成感になり、自然と、新しいことにチャレンジする意欲もわいてきます。設計マンとしてはまだまだ駆け出しですが、いまはとにかく、チャレンジマインドで突っ走ろうと思っています。
仕事で分からないこと、つまづくことは多々あります。でもそれが自分を成長させる階段だと思っています。どうすればもっとうまく、もっと早くできるかを意識して、この仕事に取り組んでいきたいと思います。
先輩方は、明るく、優しく接していただき、感謝しています。皆さん若く、兄貴的な存在です。自分も、設計担当として、技術をより身に着けたら、自分たちに続く人材に、同様に接したいと思います。